何かを熟練させるためには、質の高い心的イメージが不可欠

前回の記事の続きになります。
こちらの本で核となることが2つあります。

それは、

・心的イメージ
・限界的練習

の2つです。
今回は心的イメージについて書いていこうと思います。

心的イメージとは、名前の通り、心の中でのイメージです。
当書は、何か取り組んでいること(スポーツ、勉強、仕事等)の実力を向上させるという目的で書かれていて、私自身そういう実力向上を目指したい方に向けて記事を書いているので、
そういう用途での心的イメージについて掘り下げて書いていければと思います。

そういう用途においての心的イメージとは、

何かに取り組む際に心の中に描いているイメージ


を意味します。
多分これだけだとさっぱり分からないと思うので、もう少し事例をあげて説明出来ればと。

突然ですが、自分が自転車に乗っている時のことを想像してみて下さい。
自分が乗って運転しているところまで出来るだけ具体的に思い描いてみて下さい。

・・・・・どうですか?


・ペダルをこぐ感覚
・お尻がサドルに乗ってる感覚
・乗っている時の向かい風
・どれ位体を傾けると、どれ位曲がるか


なんとなーく、思い出せることと思います。
そして、この時に心の中で想像出来るイメージが、「心的イメージ」です。

この心的イメージは、取り組む「どんなこと」にも使われます。
他にもいくつか例を挙げてみます。

・仕事での例
仕事Aと仕事Bの2つを抱えていたとします。どちらも期限まであまり余裕がありません。どっちも未着手の状態です。
仕事Aに関しては作業を進めて半分位のとこで一度他社さんに許可をもらってからじゃないと、続きを取り組むことが出来ません。
仕事Bに関しては誰に許可をもらわなくても、全部自分で作業を進められます。


この時に、
「期限まで余裕がない。まず仕事Aを半分終わらせて、他社さんに許可を頂くメールを投げよう。返信がくるのに時間がかかるかもしれないから、その間に仕事Bを進めて、もし他社さんから返信がきたら、その段階でBは中断してAを再開しよう。メールの返信がもし1日経っても来なかったら電話をしよう。」


と取り組む前に心の中でイメージしたとします。
そのイメージが、心的イメージです。


・野球バッティングでの例
あるバッターが、ピッチャーの投球を待機してました。2ストライク、2ボール。
「このピッチャー、変化球が凄い・・・とても自分には当てられそうにない。でも、ストレートならどうにか当てられそう。さっき変化球2球投げたから、おそらく今度はストレートだろう。自分の苦手な内角高めに投げてくるだろう・・・投げてきた!予想通りストレートの内角高め・・・あっでもこれはボールだ、見逃そう。・・・よしボールだ!」

こういう思考過程そのものも心の中でイメージしているので、心的イメージです。

 

それ以外にも、私達はありとあらゆるところで心的イメージを使っています。

・ブログを書く時(脳内で文章の構成を考えたりしながら、脳内でイメージします)
・ボーリングをする時(投球のイメージを脳内でしながら実際投げます)
・将棋、囲碁をする時(何手先までどうなるかイメージします)
・会話をしている時(ドラゴンボールの話を相手にされたとしたら、自分が知ってるドラゴンボールの知識と結びつけて考えながら、相手に返答をする。この過程ではずっとイメージをしています)

等々、私達が行っている全てのことに心的イメージを活用していると言って過言じゃありません。

そして当書では、

物事を上達させるためには、質の高い心的イメージを取得することが必要不可欠

だと説いています。
確かに本当にその通りで、仮に藤井聡太さんの将棋の心的イメージを完全に真似することが出来たとしたら、羽生さんにも勝ててしまう実力を手に入れられてしまうことになります。
将棋のようなボードゲームや勉強のように体を使わないものなら、一流の人の思考プロセス、すなわち心的イメージそのものがあればその人と同じ実力になりますし、
スポーツでも身体的能力さえその人と同じになれば、後は心的イメージさえ手に入れてしまえば、こちらも同じ実力になれます。


よく、上手い人の真似をしろという話があると思います。
この心的イメージの話から導き出せるのは、
その人の行動だけをそのまま真似するだけでは不十分で、
その人がどういう風に考えてどういうことを心の中でイメージしてその行動をとったのか、
ここまで真似出来て始めて真の真似となります。

なので、その人がある行動をした時、その人がどういう意図でそういう行動をしたのか、どういうイメージをしていたのかを聞いたりしながら、自分のものにしていくことが非常に重要です。この重要性は当書で繰り返し言われています。


そして、この心的イメージを向上させるための練習方法として、
限界的練習と名付けた方法を提案し、当書で説明しています。
次の記事では、その限界的練習について説明させて頂ければと思います。

本の概要-能力は天性のものではない、後天的に培われるもの

今回は、

「超一流になるのは才能か努力か?」を読んで

こちらで書いた内容を具体的に掘り下げていければと思います。
今回は所謂「天才」というのは存在するのか否かというテーマで書かせて頂ければと。

 

前回の記事で、とある音ゲーを教えていた子(M君)がいたという話をしたのですが、
そのM君を教える過程や、某音ゲーをやる他の人達を見ていく過程で、

『もしかしていわゆる天才っていないんじゃないか?』

って思い始めました。

その根拠もあります。

①「異常」に某音ゲーが上手い人達は何かしらの経験者だった
今まで、某音ゲーが「異常」に上手かったり、成長スピードが「異常」な人がいたんですが、
そういう「異常」な人達は「例外なく」、

ピアノ経験者もしくは他機種音ゲーの熟練者(つまり他の分野で濃い経験がある人達

だった、ということです。

②某音楽ゲームのNo1プレイヤーに関して
音ゲーの現在のNo1プレイヤーはもう最近の大会でずっと優勝を続ける名プレイヤーです。
でもその方は、昔は1番ではなかったらしいです。全国大会で決勝までいけずに、敗れたりしていたそうです。

その方がいわゆる「天才」であるなら、昔からずーっと1位でもおかしくないはずですが、そういう訳ではありませんでした。
でも、その方はある時期からはずっと1位を取り続けています
この事実からその方の実力は「地道に練習を重ねて得た実力」なのではと考えるようになりました。

③M君の成長過程
「天才」っていうものはいないんじゃないかと感じたのは、このことが一番大きいかもしれません。
私が彼を教えていたのは去年の3月末からちょうど1年間位だったんですが、成長ペースはえげつないものでした。

私がそのゲームを始めて8年位でようやく到達したレベルに、彼は1年で到達しました。
そんな成長ペースの彼を見て、周囲の人は彼を「天才」と称しました。確かに成長ペースから見てそう判断するのは無理ないかと思います。


でも、私から見た彼は、決して「天才」ではありませんでした。
「異常な努力家」でした。

もっと具体的にいうと、

効率的な練習方法(私が原形をつくった上達法に、彼を教える過程で2人で更に改良していった上達方法)で練習をした
・M君の上達が詰まった時の、原因分析の徹底と、改善案出しの徹底、そして何よりその改善案に彼が徹底して取り組んでくれたこと
・彼の異常な練習量(単純にその音ゲープレイするというだけでなく、譜面研究をしたり、必要に応じては本を買ったり等、実際にゲームをするというところ以外での努力も半端なかった

これらの積み重ねの結果でした。上達したのにはしっかりとした裏付けがありました。
そんな彼の努力と成長過程を見てきて、

「いわゆる天才と呼ばれる人達は、天賦の才に恵まれた訳ではなく、それまでに相当な努力をして、その結果その実力を得たんじゃないか」

という思いを強くしました。

④常人離れをした結果を残した日本のトッププレイヤー達

ここ最近、常人離れした結果を残してきたアスリートの方々がいました。


・若干15歳で羽生さんに勝ってしまった将棋の藤井聡太さん
・平昌五輪のフィギュアスケート男子で金メダルを獲った羽生結弦さん、そして次いで銀メダルに輝いた宇野昌磨さん

彼らに共通するのは、小さい頃から相当な練習を積んできていたことです。
調べれば調べる程、彼らが今までに普通じゃ考えられない努力を積んできたことが分かります。


これらの事例を見てきて私は、

『天才というものは存在しないんじゃないか』
『最初から異常な成長スピードを見せる人は、元々何かしら別のことで経験があっただけではないだろうか、成長速度の差は単純にそれまでの経験値の差ではないだろうか』
『正しい方向で努力を地道に積めば、誰でもスキルを上げることは可能なんじゃないだろうか』

と考えるようになりました。
そして、そんな中で当書と出会い、私の中での考えは確信に変わりました。

当書の中でも「天才」はいないことの根拠やデータがいくつも書かれていて、その中でも一番印象的なものをこちらに書かせて頂ければと思います。

ベルリン芸術大学の音楽専攻バイオリン科の学生を対象に、今までのバイオリンにかけた練習時間を調査したものがありました。
学生のバイオンリンの実力でSランク、Aランク、Bランクの3つに分類されていました。Sランクの学生は、将来スーパースターになるような存在で、他の学生を圧倒する実力者揃いとのことです。Aランクの学生はSランクの学生程では無いが非常に優秀な学生をピックアップした人達、Bランクの学生はバイオリンのソリストのプログラムの受験では落ちてしまい教員コースに入った学生(とは言ってもふつうの人よりは技術は優れている)で構成されていて、
これらの3ランクの学生を対象に、
18歳になるまでに費やしたバイオリンの練習時間を調査しました。

その結果平均練習時間は、

Sランク7410時間
Aランク5301時間
Bランク3420時間

となり、ランクと練習時間が見事に比例していました。
ここで面白かったのが、他の学生より極端に練習時間が短い人で高ランクの人が1人も存在しなかったとのことです。

バイオリンは上達方法が既に確立されていて、
こういう練習をこれ位やれば良いというのが明確化されているみたいです。効率的な練習方法の基盤がもう作られている状態なので、上達法の工夫とかでは差がでないものとして考えて良いでしょう。
よく、量×質という話がありますが、
練習方法が確立されていると質の部分で人によって差が出ないので、このバイオリンの調査結果はシンプルに量の差がS、A、Bクラスに反映されているといえるでしょう。

でも、いわゆる「天才」が存在するなら、そんな中で少ない練習量で高ランクのレベルに達してしまうはずです。でも、この調査結果ではそのような「天才」が1人もいなかったことが示されています。

当書では他にも一見「天才」と見られるような人達の事例をピックアップして、
練習時間みたいな数字等の「データ、根拠」をしっかり見せることで、「天才」の存在を否定しています。

そして私も、「天才」っていう人は存在しないんだ、
一見「天才」に見える人は、影で凄い練習をしていたり、練習方法を工夫していたり、元々他のジャンルで経験がある人なんだなーと思いました。

・・・それでは、「天才不在」の中で、自分のやりたいことをどう上達させていけば良いのか。どんな風に練習してライバルと差をつけていけば良いのか。当書では、そこを掘り下げて書いています。
そして当書では、それは、

「限界的練習」を積むことで「心的イメージ」の質を高めていくことに他ならない

と主張しています。
今後の記事で、そこの部分を書いていければと思います。
次の記事では、その「心的イメージ」について書いていきます。

やるべきことをやる日々にするための、時間管理術

「あれ、今日もう終わり?何も今日やれなかった・・・」
「毎日やりたいことをやれる時間が無い」

突然ですが、こんなことを一度でも思った経験ってありませんか?
ちなみに私は数え切れない程あります。

 

今回の記事では、出来るだけそうならないように、

「今日も自分のやるべきことにしっかり時間使えたぞ!」


って1日の終わりに思えるように、自分のやるべきことの作業時間を確保するために、
日々の時間管理や気持ちのコントロールをどのようにしていけば良いのか、ということを書ければと思います。

 

テレビやインターネット等IT技術の発展によって、娯楽には困らない時代になりました。ドラマ、アニメ、ゲーム、SNS,ネットサーフィンとかをしていれば、1日すぐに終わってしまいます。

 

でもそんな中で、
もし何か勉強したり、練習をしたかったりする場合、こういう娯楽への時間を削って、
時間を確保していかなければなりません。

 

こういう時間を確保して勉強や練習に没頭するためには、
「ストイックにならなきゃいけない」
「意志を強く持たなきゃいけない」

という根性論的な話によくなりがちだと思います。
確かにそれは間違いではないとは思うのですが、個人的にそれは最後の最後に大事になることではあるけれども、
それ以前に、
①時間を確保する管理術
②自分の気持ちをコントロールする術

を会得する方が先決なのではないかと考えています。
それを掘り下げて書いていければと思います。

①時間を確保する管理術
1:優先度の低いもの、時間を圧迫するものを削っていく
まずやるべきことは、作業時間を確保するために、他のことを削っていくことだと思っています。

一番最初に削るべきは余暇の時間です。この余暇に費やしている時間こそが、作業時間に転じさせることの出来る、一番最初に削るべき時間だと思っています。
私は、そのために某音楽ゲームをやるのをやめて、やっていたソシャゲも今は全くやっていません。毎週買っていたマガジンを買うのも止めて、趣味用のTwitterアカウントもお休みしました。元々熱しやすく冷めやすい性質で、現在進行形で抱えていた趣味ってあまり無かったので、この趣味を削るというところにはあまり苦労はしませんでした。多趣味の人ほど大変そうだなと思います。
今は私が尊敬しているある方の活動をチェック出来る時にチェックする、位に抑えるようにしてます。

そして、次に気を付けるべきが、人付き合いの時間です。これは飲み会だとか、友達や家族との時間とかです。
重要な会だとか、中々会えてない人と会う機会だとか、そういう大切なところは守りつつ、ここも必要最低限にしていきます。元々私は友達と遊んだりとか、LINEやSNSで話したりするのがかなり好きな方なのですが、大分今は少な目にしています。

この2つのところを気を付けるだけで、かなり時間を作れると思います。

何かを削る際に重要な点が、
日々の生活時間を圧迫するものであればあるほど、削った時に得られる時間が多くなる、
ということです。
例えば、毎週マガジンを買ってるとして、僕は読むのに1時間かかるので、
4週間すなわち1カ月で4時間かかります。つまり、この習慣をなくせば、月4時間の節約になります。


2:新しいこと(前やってたこと)に手をつけ始めない
1で今やっていることを削ることも大事なのですが、次に新しいこと(以前やってたことを含めて)「始めない」というのが凄い大切だと思います。
せっかく他のことを削ったのに、新しいことを始めてしまったら本末転倒です。更に言うと、新しいこと(久々にやること)って刺激がたくさんあるので、楽しくてついつい没頭してしまいがちなんですよね。
そこで熱が上がってしまって、また新しい生活の習慣になってしまって、やりたいことの時間がなくなってしまった、ということになりかねません。

これは漫画だとかアニメみたいな余暇に関してもそうなのですが(こちらに関しては先日私自身痛い目に合いました笑)、
読書とか一見そういう自分に役立ちそうなものにも手を出し始めないことって大事だと思います。
というより、つい最近私がとある本を読んだ時にまさしくそれを痛感しました。その本はかなり良い内容だったので、読んだこと自体には後悔はしていないのですが、その間英語の勉強を中断していたので、英語の内容忘れるは、勉強習慣抜けるはで痛い目に合いました。もう今後本とかそういうものでも、手をつけ「始める」こと自体自粛しようと思いました。


3:毎日作業時間の記録をつける
『結構頑張ってるつもりなのに、なんで結果が出ないんだ・・・』
そんな時にオススメなのが、ストップウォッチで自分の作業時間を計ることです。そして1日の最後に、何にどれ位の作業が出来たか振り返ります。
スマホとかネットをちょっとでも見たりする時は、そのストップウォッチを止めます。
そうすると、思いの外自分が作業をしていないことが分かってきます(笑)

数字は真実を語ってくれます。僕も去年の12月から作業時間を計っているんですが、サボっている時は本当に数字に表れるので、危機感につながります。
この作業時間を計るっていうのは、個人的にかなりオススメします!

②自分の気持ちをコントロールする術

 1:自分の中で達成したい絶対的な目標と、その目標を目指す理由を立てる
何かに対して継続して努力を続けていくことって、めちゃくちゃ難しいです。
それを続ける過程で壁にぶつかって止めてしまいたくなったり、他の魅力的なことが出てきてそちらにうつってしまいたくなったりするものだと思います。
そんな時に必要なのが、そんな苦しい思いをしてでも、成し遂げたい目標を持つことだと思います。努力をする過程でそれを止めてしまいたい時に、その目標が自分を支えてくれます。
そして次になぜその目標を目指すかの理由をリストアップしていきます。

例えば、私の英語学習の場合だと、
目標:TOEIC900+基礎的な英会話
目指す理由
・エンジニアの職業柄、英語が出来ると有利になる。
・自分の世界が広がる。
・これは得意だと言えるものが欲しい
・自分が考えた勉強法が正しいと証明したい

という感じになります。

そして、この目標と理由は自分が心から望むもの、想っているものである程、
良いです。
逆にいうと目標を持っているにも関わらず、努力を継続出来ないのならば、
自分の中でその程度の目標と理由でしかない、とも言えます。

なので、自分に問いかけて、自分が本当に望んでいるのは何なのかを洗い出すことが重要なのかなと思います。
受験生とかは無意識のうちにこれが出来たりするので、シンプルに受験合格に向けて頑張ることが出来るのですが、
これが社会人とかになってくると色々なものがごちゃごちゃしていてシンプルに考えづらくなったりするので、意識的に目標と理由を洗い出すことは効果的なのかなと思います。


2:何かをする時は、他の誘惑を隔離する
何か作業をしている時、
・LINEやTwitterで通知がきた
・ちょっとネットを見たくなった
・もうすぐ21時だ、あのドラマが始まる
・眠い・・・近くに布団がある、寝たい・・・

みたいなことってあったりしませんか?僕はめちゃくちゃあります(笑)
作業を中断することで厄介になってくるのが、その中断している間の作業時間が減るということももちろんあるのですが、
・集中がそこで切れてしまう
・中断したことで何をやっていたか忘れてしまい、作業を再開した時に思い出すのに時間がかかり、時間のロスになる

っていうも、かなり大きいと思います。

そういう時に有効なのが、作業をする時は他の誘惑を隔離することです。
具体的に言うと、
・作業中はスマホの電源を切る、ネット環境を切る
・見たいドラマやアニメは録画して、作業が終わってから見る
・ポケットwifiを家に置いて、カフェにいって勉強する

とかです。
自分の経験上、こういう誘惑から隔離して作業をした時の方が断然集中も出来るし、作業時間も多くなります。
この、誘惑を隔離して作業をするというのは個人的にめちゃくちゃオススメです。

3:良い思考をする、悪い思考をした時は矯正する
これは最近意識し始めたことなのですが、書いていこうと思います。
その日頑張ったか、頑張ってないかって実は小さいことの選択の積み重ねの結果だと思うんです。
例えば英語の勉強をしたい時

・朝の電車の通勤30分や仕事帰りの電車30分
ⅰ:30分だけならやらなくて良いや、スマホいじろ。今日疲れてるし・・・
ⅱ:この時間が大切、勉強しよう

・仕事から帰宅してから
ⅰ:あー今日も疲れた。ダラーとして疲れとれてから勉強しよう
ⅱ:ちゃちゃっと飯食って、勉強しよう


・勉強の休憩をしていて、休憩を終えようという時にTwitterを見ていたら面白そうなブログの記事を発見した
ⅰ:まあ1記事だけなら大した時間じゃないし、読んじゃうかー
ⅱ:この記事を読むと、関連記事も読みだして結局膨大な時間を消費するな。読むのはまた後日にして、今は勉強に戻ろう

・仕事のある金曜が終わって、眠って土曜の朝になった
ⅰ:平日頑張ったし、午前中はダラダラしようー、午後から勉強頑張ろう
ⅱ:土日こそたくさん勉強出来るチャンス、風呂すぐ入って勉強始めよう!


・休日の今日ダラダラしてしまって、もう気付いたら22時、やるにしても後2時間位しか今日勉強出来ない
ⅰ:今から頑張っても2時間しか勉強出来ないし、今日は完全オフの日にしてリフレッシュしよう
ⅱ:今からでも2時間出来る、勉強するぞ!

・・・・・日々の生活ってこういう小さい選択の積み重ねだと思うのです。
そして、
頑張っている時は無意識の内にⅱのような良い選択をし続けていて、
サボっている時はⅰのような悪い選択をし続けています。

しかも厄介なことに、人間は自分の行動に理由をつけて正当化する生き物なので、ⅰのような選択をしていても、その時は良しだと考えています。

こういう日々の小さな選択をする時に、最初からⅱのような思考が出来るようになったり、
ⅰのような思考をしてる時に、そこを自覚してⅱのような思考に切りかえられないだろうかと考えました。

今やっている最中なのですが、
・目標と理由をノートに書きだして、出来るだけ自分がⅱのような思考をするようにする
・ⅰのような思考をした時、ⅱのような思考に切り替えられるように、ノートの左側に悪い思考、右側に良い思考を書き出して、左から右に矢印を書いて、そういう思考の切りかえのメカニズムを自分の中に作るようにする

っていうのをやっています。
こちらはまだ検証中なので、もし成果が出たらまたブログで報告していきたいなと思います。

 

・・・・・
以上の、
①時間を確保する管理術
②自分の気持ちをコントロールする術

この2つを心がければ、自分のやりたいこと、やるべきことに時間をたくさん割けるようになるのかなと思っています。
最近の自分の作業時間を振り返って、ちょっとこのままだとダメだなーって思ったので、自分が振り返れるように、という意味合いも含めて今回の記事を書いてみました。
自分のやりたいことに時間を使いたいという方に少しでもお力になれたら幸いです。

2018/04/02~04/08振り返り

先週の勉強の振り返りをしようと思います。
なんといっても一番大きかったのは、4月8日(日)にあったTOEICフルボッコにされたこと。


課題として、

リスニング
・何を言っているかそもそもまるで聞き取れず、発音の勉強を0からする必要がある

リーディング
・圧倒的スピード不足、今回は1問1問丁寧気味に取り組むようにしたので、全然時間が足りませんでした
・圧倒的語彙不足、知らない単語が出てきて読むのが止まってしまうことが読むスピードが遅くなる要因にもなっているなと


他にも課題はたくさんあるのですが、大きくここら辺かと思います。
今の実力じゃ目標には全然届かないことを思い知らされたので、そこを再認識することが出来たっていうだけでも、受けておいて良かったなって。

後、先週は久しぶりに英語の勉強をした週で、やってない期間が3週間位あったのですが、
内容抜けているは、感は鈍っているはで散々でした。勉強の習慣も完全に抜けていて勉強時間もダメダメだったので、出来るだけ早く以前の勉強時間に戻していけるようにしたいです。

最後に、先週の作業時間を簡単にまとめておきます。

合計14時間26分(英語8時間45分、ブログ執筆5時間41分)
4月2日(月) 4時間36分(ブログ執筆4時間36分)
4月3日(火) 2時間22分(英語2時間22分)
4月4日(水) 1時間30分(英語1時間30分)
4月5日(木) 1時間25分(英語1時間25分)
4月6日(金) 1時間10分(英語1時間10分)
4月7日(土) 0
4月8日(日) 3時間23分(英語2時間18分、ブログ執筆1時間5分)

 

「超一流になるのは才能か努力か?」を読んで

今回は、つい最近まで読んでいたある本のことについて書いていきたいなと思います。

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突然ですが、皆さんは何か没頭しているものはありますでしょうか?
ブログを書いたり、絵を描かれたり、ゴルフをやられたり、囲碁将棋を嗜まれたり、プログラミングや英語が好きだったり、色々な方がいらっしゃることと思います。

 

そして、この本はその没頭しているものに関して、
『もっと上手くなりたい、技術を磨きたい、能力を伸ばしたい』

 

と思われている全ての方に役立つ本になるはずです。
超一流になるのは才能か努力か?

 

本を読むきっかけは、M君が紹介していた音楽ゲームに関するある記事でした。
M君は私がとある某音楽ゲームを教えていた弟子的な存在です。その彼が物凄い面白そうな記事を紹介していました。

 

音ゲーランカーになるのは才能か努力か?

 

私は以前から、何かに効率的に取り組むっていうことに拘りがありました。大学受験、新卒の就活、そして転職活動、私が好きな某音楽ゲーム等、
取り組んでるものがある時に、少ない練習時間で効果が出るように、コストパフォーマンスを上げられるように、自分の中で理論やコツみたいなのを考えて、進めてきました。
K君に某音楽ゲームを教える過程で一層「効率的な練習」に対する関心は増していきました。

 

そして今自分が取り組みたい英語やプログラミングの練習も効率的に出来ないかなって考えてました。そんな中でこの記事を読んで、『あっこれ限りなく本質めいたこと書いてるな』って思って、そこで紹介されていた今回の本をすぐにポチって読んでみました。

 

・・・そしたら、この本は本当に凄い!
こんな内容が充実した本は本当に久しぶりに読みました。そして、せっかく読んだので、その内容を紹介して、自分も後から見返せるようにブログに書き留めておきたいなと思いました。

 
以下のようなタイトルで、何回かに分けて投稿しようと思います。

・本の概要-能力は天性のものではない、後天的に培われるもの
・本の核心、限界的練習と心的イメージとは
・効率の良い練習をしていくために
・良い先生の条件
・先生不在、独学で力を伸ばすには
・最後に、改めてなりたい自分になるために

 
何かを目指して頑張られている方に少しでもお役に立てるようなことを書いていきたいです。よろしくお願いします。

エンジニアのための英語リーティング学習をやってみようと思う

昨日の記事で、「プログラミングのための英語リーティング学習」について少し触れたので、今回はもう少し詳しく書いていこうと思います。


プログラミングをしていると、多かれ少なかれ英語を読むことは避けては通れないことと思います。
具体的には、
・エラー文は英語
Unixのコマンド操作、表示される文章オール英語
・ドキュメントが英語
ググると、英語のサイトばっか出てきて日本語のサイトが出ない


エンジニアの方なら『あるある』ですよね。
でも、英語が出来ない私は、英文を翻訳サイトにかけて大意掴んで、また英文読み直して、
『大体こんな意味かな?』
って確信を持てないまま、もやもやした気持ちで先に進むっていうようなことを毎回していました・・・本当に不毛なことをしている気持ちが半端なかったです(笑)
何よりこんなことをしてるとかなり時間がかかってしまいます。

 

かといって、英語をしっかり習得するにはかなりの時間がかかります。
色々下調べをした結果、TOEIC900までには大体1500時間位は勉強が必要そうです。
個人的な事情で、最近プログラミングの勉強をする必要が出てきて、その勉強に支障が出ないように出来るだけ早く英語を取得したいけれど、流石に1500時間やっている余裕は無さそう。

 

そんな中で、エンジニアのために英語学習を推奨しているサイトさんを見つけました。

TOEIC985の元SEが語る!システムエンジニアの英語勉強法 | アツトブログ

【難易度別】IT英語が勉強できる「使える」本を5冊紹介 | アツトブログ


なるほどなー、こういう「エンジニアのために特化した英語学習」のアプローチの仕方があるんだなーって。
せっかく今英語の勉強をしているし、プログラミングの勉強もしなきゃいけないしで、じゃあ自分もこの勉強をやってみようと思いました。

 

今回はプログラミングをする際に出てくる英文を読めるようにすることが目的なので、リーディングに特化して、エンジニアのための英語学習をしていきたいなと。
他のサイトも調べた結果、大きく3つの勉強が必要だと思いました。

 

①文法(最低でも中学レベル)
まずベースとなる英文法の知識が全くないと、そもそもどんな英文が出てきても読めません。そのための文法の勉強は必要だなと。

②精読
ここでいう精読は「構文をとって文意を正確にとる」ことを意味しています。単語と単語を繋ぎ合わせて読むようなフィーリング的な読み方ではなくて、正確に構文をとりながらしっかり読める力が必要です。
本当は速読の勉強も出来ることが望ましいですが、とりあえず翻訳サイトに頼らず英文を読めることが先決だと思うので、精読をしっかりやっていきます。

③エンジニアの業務に特化した学習
業務の中でよく出てくる英単語だとか言い回しを覚えていきます。
今回の勉強の核となる部分ですが、そもそもベースとして①、②の力がないと、③の勉強をしたところで効果半減と思われます。


これらを踏まえて、個人的な勉強予定を立てていきます。

①に関しては元々中学レベルの英文法は問題無かったのと、
一億人の英文法
一億人の英文法問題集

この2冊は2週やっているので、後はもう少しこの2冊を復習すればとりあえずはOKそう。

 

②に関しては、
ビジュアル英文解釈Part1 2週完了
基礎英文問題精講の例文前半の60個 2週目


という感じなのでこれらを引き続き復習するのと、
ビジュアル英文解釈Part2

をやっていきます。これだけやれば、エンジニアの業務をやるにあたっての精読力は十分なのかなと思います。

 

そして、本題の③はこの2冊をやっていきます。
ITエンジニアが覚えておきたい英語動詞30
現場で困らない! ITエンジニアのための英語リーディング

 

これだけやれば、とりあえずエンジニアの業務をこなすには十分かなと。後の足りない分はプログラミングをしながら英文を読むことで力をつけて、養っていきたいです。
参考書の詳しい内容とかはまたおいおい紹介出来たらなと。本社に戻るまで後3カ月・・・勉強頑張りたいです。

2018年度の勉強予定

ついに4月になって、2018年度になりましたね。桜が綺麗な時期になりました。
せっかくなので改めて、今後の勉強計画を立てていこうと思います。

 

前回の記事で、①WEBプログラミング、②英語、③WordPressでのブログ運営の3つを頑張りたいと書きました。

当ブログの主旨について - とあるエンジニアの ZERO to ONE

 

今年度は3つの中で特に、
①WEBプログラミング
②英語

の2つを頑張ろうと思っています。というよりおそらく③までは手が回らないだろうと。
今年度は①、②を頑張って、そこで得た知見を来年度WordPressで書いていって③を頑張っていくみたいな感じになりそうです。

①、②の具体的な目標としては、
①WEBプログラミング
以前行っていた輸出業務をシステム化したWEBサイトを構築
アニメのDBサイト構築 ※こちらは余力があれば

②英語
TOEIC900点
日常会話程度のスピーキングをマスター

です。
簡単にスケジュールの目標も立ててみたので、それも書いていきます。
TOEICは600(L350/R250)なら、
Listening350、Reading250で合計600点を意味しています。

一番最近で受験した時の点数は、
470(L230/R240) 2017/12/10受験
です。


・4月~6月目標
以前行っていた輸出業務をシステム化したWEBサイトを構築
プログラミングに支障が出ない程度のリーディング力を得るための英語勉強完了


7月から本社勤務に戻るので、それまでにプログラミング能力を伸ばしていきたいです。サイト1つ作るとかなり力がつくと、WEBエンジニアの友達が言っていたので、この3カ月プログラミング頑張ってみようと思います。
幸いなことに、以前やってた輸出業務をただシステム化するだけなので、要件定義的なことはほぼほぼやる必要がなく、コードを書く方に専念出来ます。
後は、プログラミングをしていると、エラー文が英語だったり、調べ事をすると海外サイトの英語を読まなきゃいけないことはざらなので、その時スムーズに乗り切れるようにするため、

「エンジニアのための英語リーティング学習」

をしていきたいなと。こちらに関しては後日また記事を書ければと。

 

・7月目標
TOEIC 7/28
530(L250/R280)~550(L250/R300)

・9月目標
TOEIC 9/9
580(L300/R280)~600(L300/R300)

・10月目標
TOEIC 10/28
600(L300/R300)~650(L350/R300)

・12月目標
TOEIC 12/9
700(L370/R330)~750(L400/R350)

・1月目標
TOEIC 1/13
800(L420/R380)~870(L440/R430)

・3月目標
TOEIC 3/10
900(L470/R430)~950(L490/R460)

・来年度4月~6月
勉強が予定通り進まないことを想定しての予備期間
残業で勉強出来ないとか、他にもやることあったりで勉強進まないこともありそうなので、3カ月予備期間として想定してます。
3~4の時間の計画に対して1の予備時間は設けた方が良いという自論があります。

他にも細かい目標とかでいうといくらでも書くことあるんですけど、今回はこの位に。
この1年は力をつけるのに専念した「修行」の時間にしたいです。

それにあたって、作業時間を報告していきます。
日々の作業時間をTwitterで報告して、
週に1回、月に1回ブログで報告していきます。
ブログタイトルの「とあるエンジニアの ZERO to ONE」に関係すること、
具体的には①WEBプログラミング、②英語、③WordPressでのブログ運営の3つでの時間と、
このブログの作成時間は作業時間に含めてOKとします。他にももし関係することがあれば。
何にどれ位の時間かけたのか把握したいのと、後皆さまに監視しててもらいたいなとw
つまり、サボったらもろ数字に出てバレます。


もし、こいつサボってるなと思ったら、容赦無くお申し付け下さい(笑)
それでは、今年度もどうぞよろしくお願いします!